ラボでの日本語の勉強を終えた学生はその後、どのような道に進んでいるのでしょうか。ここでは、進路と修了生のコメントをご紹介いたします。
● 修了後の進路
ラボでの日本語学習を修了したのち、各々の道へ踏み出していきます。日本の大学・大学院、専門学校へ進学する学生もたくさんいます。過去3年間の主な進学先は、以下のとおりです。
- 大学院
- 東京大学大学院、早稲田大学大学院、日本経済大学大学院、創価大学大学院
- 大学
- 日本大学、青山学院大学、国際医療福祉大学、立教大学、立正大学、東洋大学、東京経済大学、明海大学、法政大学、明治大学、長崎総合科学大学、日本経済大学、第一工業大学、東京経営短期大学
- 専門学校
- 日本電子専門学校、東京商科・法科学院専門学校、駿台外語&ビジネス専門学校、駿台電子情報&ビジネス専門学校、国際製菓専門学校、服部栄養専門学校、中野スクールオブビジネス、中央法律専門学校、東京外語専門学校、文化服装学院、東京工科自動車大学校、ホスピタリティツーリズム専門学校、尚美ミュージックカレッジ専門学校
修了後、日本で就職する人もいます。主な就職先は以下のとおりです。
- 主な就職先
- 中外製薬株式会社、株式会社ファミリアリンク、林ビルグループ LAND SCOPE、株式会社ジェイ・ロジコム、スマイルホテル東京日本橋、株式会社アジアンビジネスネットワーク
● 進学サポート
入学時から修了まで定期的に面談を行い、担当教師は学生の希望進路について常に把握する努力をしています。
常に相談相手になれるようスタッフは準備をしていますので、学生は一人で悩まず、安心して進路について考えることができます。
● 修了生のコメント
ラボを修了した学生はさまざまな分野で活躍しています。修了生が留学、日本語の学習、そして日本での生活などについて話してくれました。修了生からのコメントをご紹介いたします。
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就職した人
Miao Yingyingさん
(中国:女)ラボで学んだ日本語を活かして
Webデザイン(コーディング)の会社に就職しました。私は中国で美術大学を卒業後、Webデザインの仕事をしていました。日本での就職を目指し、来日後タウンワークで今の会社を見つけました。まずアルバイトとして働き、それが認められて正社員になることができました。私は運がよかったのだと思っています。入社後は、Webデザイナーとしてだけでなく、中国上海の関連会社との連携等、中国人である私にしかできない仕事も期待されています。ラボで学んだ日本語を使って、日本人スタッフと中国人スタッフの仲立ちができればと考えています。
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専門学校へ進学した人
Kim Jaeyoungさん
(韓国:男)日本人の友達ができるのはディベート授業のおかげかな?
私がラボに通っていたとき一番印象に残っているのは「ディベート」の授業です。この授業のおかげで、日本語でコミュニケーションをとる能力が向上しました。それで日本語に自信がつき、今の専門学校の日本人の友達が沢山できるきっかけになりました。そして、ディベートを通じて単なる「話す」「聞く」能力だけではなく、相手を配慮しつつ自分の言いたいことを相手にはっきり伝える技術も身につくようになりました。